■ カーコーティングって何?

一言でカーコーティングといいましても、ガソリンスタンドやカーディーラー・自動車用品店・板金等自動車工場・当店のようなカーコーティング専門店など色々な所で行われている色々な作業内容を総称して、カーコーティング/ボディコーティング/ガラス コーティングなどと呼ばれています (以下、コーティング)。
しかし、実際には1時間で終わる所から数日間作業する所まで 行われている作業は全く違うのが実情です。 コーティングとは名ばかりの鉄粉除去や磨きを全く行わず洗車し、市販のWAXを機械塗りするだけの所からきっちりと塗装を見極め、鉄粉や付着物を取り除き磨きを加える所・・・ もちろん、最後に使われるコーティング剤も全くばらばらです・・・
これでは皆さんが何処でお願いしたら良いものか全く分からないと思います。
まず言える事は、極端に低価格のコーティングと呼ばれるものはそれなりだという事です。
当店での施工内容を1万や2万という価格でご提供する事は不可能です・・・
しかし、値が張れば良いかと言うと、そうともいえません。
多くのお店は真面目に商売されておると思いますが、中には作業内容と全く関係なく高額な値段を設定しているコーティング店も有ります。
コーティングには、風・砂埃などは大敵ですので、最低限それらの排除できる店構えで、やはり技術などは口コミや知人の紹介などで評判の良い所が無難でしょうか。
どちらにしても、大事なお車を任せるのですからお店選びは慎重に行いたい物です。
又、最近は出張作業のポリマー加工店さんも多いようですが、職人の技量には関係無いのですが、磨きにホコリや風は大敵です。
良心的な業者はどんな環境でも施工するのではなく、 『施工場所の条件が合えば出張もします』 と言うところが有るようですのでそのような所で相談されるのが無難です。
又、皆さん多くの方が誤解されている点として、艶・光沢は塗布するコーティング剤によるものではなく、塗装を磨きこむ事によって生まれるという事です。 例えば、トロトロに磨き上げた車に半分はWAX、もう半分にコーティング剤系の物を塗ったとしても、殆んど見分けは付かないと思います。
ですから、磨きキズだらけのお車にどんなコーティングをしてもやはり見た目は 『ギラギラ、モワモワ』 なわけです。
基本的な考えとしては、磨きによって得た艶光沢や新車時の状態を極力保存、保護する為にコーティングするとお考え頂けば分り易いかと思います。
最近の新車などは塗装も非常によくなっており、何でもかんでも磨けばよいと言うものでも有りませんので、新車時の塗装に特に問題がなければ鉄粉除去などの下地処理と 艶だし、陰影の強調等の軽い磨きでその車本来の艶やかさを引き出し、コーティングを行いキレイな愛車を長く楽しむのもあり!だと考えます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

■ コーティングについて

WAXとコーティングの違い、皆さんはどの様にお考えですか?
どちらも塗装に塗る (吹き付ける) 塗装の保護、艶だし剤と言う意味では同じです。 では、何が違うのでしょう?
WAXは艶だし効果とロウなどの油分で塗装を覆うことにより水分を弾き汚れが直接塗装につくのを防ぎ、又、自己皮膜を犠牲 (酸化) にすること により塗装の酸化を極力防ごうと言うものですが保護能力はほとんど有りませんので艶出しメイン。
これに対し近年話題となっている常温ガラスコーティングなどはコーティング膜自体に酸化しにくく、防水性・耐薬品性を持たせることにより塗装に様々な有害物が付着するのを極力防ぐと言うものと言うのが、大方の解釈とされているようです。
これまでコーティングと称され使われてきたコーティング剤は有機物が主成分である為WAXと同様に、鳥糞・酸性雨・鉄粉・紫外線などにより酸化劣化が進み、やがては塗装にまでその被害が達していました。
その点、無機物を主成分とするものや、無機物のコーティング剤はこれら有害物に対する防御性は格段に向上しています。
メーカーなどでは完全無欠に近い表現をされているところも有るようですが、当社の見解としましては残念ながらそこまでは申せない・・・というのが実情でしょうか。
施工前に比べ格段に減りはしますが、鉄粉付着やキズを100%ガードする事は不可能です・・・ こう書くとコーティングを否定する見解になってしまうかもしれませんがメーカーサイドの説明を 『100%』 全て信用しないで頂きたいというだけで、WAXのそれと比べれば格段に良く、現在のところベストなモノだと思います。
また、20年ほど前に大手ディーラーに採用されていた膜厚で10年位は軽くもつコーティングがあった様ですが、コーティング自体のひび割れ・キバミ・強固過ぎるがゆえに事故などで再塗装が発生したときに色合わせ出来ない・・・などの理由で採用中止になった物があり、現在は住宅系で主に使われているのですが、これを知らずに最近施工されている所もあるようです。
必要なときには取り去ることが難しいと言うのは、車のコーティングとしてはふさわしく無いと考えますが、みなさんはどう思いますか?
もちろん、技術は日々進化しておりますので今後さらに良いものが開発されるでしょう。
当社では常にお客様と話し合い、現車を拝見させて頂いた上で、ご予算など全てに対し最善の方法をご提案し、良いものを提供できるよう努力して行きたいとます。
最後に一言、常時洗車こそが愛車を保護する最大のメンテナンスなのです!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

■ ルームクリーニングについて

『車のルームクリーニングってなんですか?』 と良く聞かれるのですが、洋服をクリーニングに出すのと同じで、洗っても落ちないシミやキバミ・タバコやペットの臭いなどのついた洋服をプロの手でクリーニングすると、ビックリするくらい綺麗になりますよね?
車も同じ事なんです! 洗車はしたけど室内は 『また今度だな・・・』 なんてことないですか?
ほっとくと結構汚れてくるのが車の室内なんです。
掃除機・ツヤ出し・クリーニング剤ではどうにも出来なくなる前に、当社にお任せ下さい!
新車の様には戻りませんが、ビックリするほど綺麗になります。
また、シートに撥水加工を施せばペットの汚れや子供のジュースこぼれも防げます!
もちろん中古車を買われ、シート・天井など丸ごと洗えば、ある程度気になる汚れも綺麗になり、内装を高温スチーム洗浄機で社内除菌クリーニングする事により、アトピーの原因となるダニの発生を抑える効果も期待できます。
また、普通では取れにくいエアコン内の臭い・ホコリなどもとことん洗浄しますから、花粉症などのアレルギー対策にも効果的だと思います。
クリーニングのメニューもコーティング同様、現車を拝見させて頂いた上で、どこまで可能なのか、お客様に充分納得して頂いてから施工致しますので、詳しくはスタッフにお尋ね下さい。
当社では全てのメニューに対し、お客様のご希望・ご予算などに合わせ、絶対に満足して頂ける仕上がりにする自信があり、また致しますのでお気軽にご相談下さい。
 
 
■ No.01:最初はタイヤハウス内やホイールの洗浄からです。
様々な液剤を使用し、徹底洗浄します。
■ No.02:次はドアヒンジ・トランクルーム等細部の汚れを落とします。
こちらも汚れの種類にあわせて液剤や馬毛ブラシ、スポンジ、クロス等を選びながら進めます。
普段はなかなか手を付けられない方も多く、どんどん汚れが溜まって行く場所です。
■ No.03:最初に細部の汚れを落とし、次に車全体の汚れを落とします。
当然、こちらも汚れの種類にあわせて液剤やスポンジ、クロス等を選びながら進めます。
■ No.04:洗車だけでは取れない鉄粉や極軽度の塗装ミスト、路面から来るピッチやタールなどを落とします。
鉄粉は除去剤を使い、それでも残っているしつこい物やその他の付着物は
丹念にネンド処理をします。
■ No.05:ここで除去剤などを中和し洗い流す為に、再度洗車を行い拭き上げます。
■ No.06:その後、細部からチョロチョロと垂れて来る水分をエアーブロアーで丹念に除去します。
■ No.07:次は磨きに入る為の各部のマスキングをします。
丁寧にマスキングをすることで、細部にわたって磨くことが出来ます。
オープンカーの幌などはコンパウンドの粉などが入り込まないよう完全に覆ってしまいます。
■ No.08:いよいよここから磨きに入りますが、お車の状態や塗装などに応じ、何種類ものポリッシャーや バフ、コンパウンドを使い分け磨いて行きます。
無用なバフ傷を付けない為、また何より塗装を大幅に削らない為にもキメの細かいコンパウンドだけを使い磨いて行きます。
■ No.09:新車の場合で2行程の磨きを行い、傷取り目的ではなく新車時の塗装の曇りなどを取り去る事で塗装本来の発色や艶、ボディーラインを引き出します。
新車と言えども場合によってはダメージが酷い場合もありますので、別コースをお勧めする場合もございます。
■ No.10:加工後の状態比較ですが、塗装自体を弱らせるような磨きは致しておりませんので
ご安心ください。

■ No.11:左が磨き傷レベルの物が無くなった状態です。

右側と比べ明らかに塗装本来の色、メタリック感などが際立ってきますので
質感はぐっと上がります。

■ No.12:また、コンパウンド等が残らないよう丁寧にエアー除去し、最後に洗車してスッキリと洗い流し
コーティング定着の為に脱脂洗浄します。
■ No.13:ここでやっとコーティングの作業に入ります。
コーティング剤によっても作業は違いますが、
コーティング後に中波赤外線で強制乾燥させます。
強制乾燥させる事で、自然乾燥時に比べ皮膜の完成度、緻密さが格段に上がります。
■ No.14:最後に全体を再チェックし、タイヤWAX等を掛けようやく完成です!
 
 
   
 

有限会社 ライオンハーツ
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